米国のデルやHPを始めとするパソコンメーカー大手向けにパソコン製造・組立を行う台湾のコンパルはこのほど、ビンフオック省ビンスエン郡に建設したラップトップパソコン製造・組立工場を、2010年末に稼動開始する予定であると発表した。同工場の投資総額は5億ドル(約407億1500万円)。
コンパルは当初、同工場を2009年第1四半期に稼動開始する予定であったが、世界経済危機の影響により稼動開始が延期されていた。同工場の年間生産能力はパソコン1500万台。これに先立ち、デルの代表者はベトナムでコンピューターの生産・販売を促進する方針を発表している。