農業農村開発省は18日、国内農産物の付加価値を引き上げるプロジェクトの草案について、意見聴取を行った。それによると、国内輸出農産物の90%が下処理工程前で、輸出価格がその他の諸国と比べ5~10%低くなっていると明かした。19日付カフェエフが報じた。
この要因として、農産物の生産工程における▽農産供給業者の品質に対する意識の低さ、▽先進基準導入率の低さ、▽下処理をすることによる損失への懸念、▽輸出市場への依存度の高さ――などが指摘された。このような状況下、同省は今後10年で同プロジェクトを通し、国内農産物の付加価値を最低20%引き上げることを目標に掲げている。