クアンミングループ(QMC)はこのたび、紅河デルタ地方フンイエン省キムドン郡ルオンバン工業団地に建設したクアンミン大豆油抽出工場の稼動を開始した。31日付ザンチーが報じた。
同工場は国内初の大豆油抽出工場で、投資総額1兆ドン(約39億5300万円)、敷地面積は12.5ヘクタール。主な生産物は乾燥大豆、粗大豆油、精錬大豆油、大豆レシチンなどで、年間生産能力は36万tの見込み。輸出先はシンガポールやインド、ラオス、タイなどを予定している。
同工場の稼動により、飼料生産や植物油生産における輸入原材料への依存体制が緩和されると期待が集まっている。