米穀物メジャー、ブンゲ社(英名:バンジ社)の現地法人ブンゲ・ベトナムは27日、東南部バリア・ブンタウ省タンタイン郡の第1フーミー工業団地で国内最大規模の大豆油抽出工場の竣工式を行った。27日付ベトナムプラスが報じた。
同工場は投資総額1億米ドル(約80億円)、1日当たりの大豆粉砕能力は3000t、大豆油の年間抽出能力は20万t。ベトナム市場向け供給量は1日当たり▽未加工大豆油:600t、▽脱脂大豆(大豆の搾りかす):2500t――となっている。
なお、ブンゲ社は2002年からベトナム市場向け家畜飼料生産用原料の最大手販売業者となっている。