人材コンサルティング会社ナビゴスグループはこのほど、全国で営業する企業116社における給与状況についての調査結果を発表した。それによると、インフレ進行が続くなかで、半数を超える54%の企業が必要な人材確保の対策として、今年中に昇給を実施すると回答した。3日付ラップギエップが報じた。
具体的には、▽一般職の従業員に11~15%の昇給を予定していると回答した企業は54%、▽専門職の従業員に同じく11~15%の昇給を予定していると回答した企業は62%、▽管理職に対して15%以上の昇給を予定していると回答した企業は27%――だった。特に管理職に対する昇給の実施率は昨年の17.6%を大きく上回った。