台湾フォルモサ、ハティン省で国内初の一貫製鉄所を着工

2012/12/06 06:22 JST配信

 3日付の日本経済新聞によると、台湾石油化学最大手のフォルモサグループは、北中部ハティン省ブンアン経済区で大型製鉄所の建設を開始した。計画では2015年末より稼動する。高炉から熱延・冷延までの工場が完成すれば、ベトナム初の一貫製鉄所となる。

 また製鉄所のほか深水港や火力発電所も建設、第1期工事で約100億ドル(約8200億円)を投じる。最終的な投資額は約200億ドル(約1兆6400億円)となる見込み。年間約700万tの粗鋼を生産し、段階的に年産2250万tまで引き上げ、国内外に供給する計画である。

 なお、ベトナムではインドのタタ製鉄、JFEスチールによる一貫製鉄所も計画されている。

[ 2012年12月4日ベトジョーニュースS]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 JFEスチール株式会社(東京都千代田区)は、台湾の総合石油化学メーカーである台湾プラスチックグループ(...
 JFEスチール株式会社(東京都千代田区)は30日、台湾の総合石油化学メーカーである台湾プラスチックグル...
 北中部ハティン省キーアイン郡ブンアン経済区で台湾フォルモサグループが展開する製鉄複合地区案件の一...
 台北タイムズ紙によると、台湾最大の民間企業グループであるフォルモサ・プラスチック・グループが、ベ...
 IHI運搬機械株式会社(東京都中央区)は16日、フォルモサハティンスチール社より鉱石・石炭荷役用連続式...
 ベトナムでは複数の大規模鉄鋼案件が計画され、一部は建設が進んでいる。その一方で製品の供給過剰や環...
 台湾フォルモサグループ傘下のフォルモサ・フンギエップ鉄鋼有限会社はこのほど、北中部ハティン省ヒー...
 台湾フォルモサグループのゴ・クオック・フン社長は4日と5日の両日、北中部ハティン省のブンアン経済区...

新着ニュース一覧

 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 マレーシアを公式訪問したチャン・タイン・マン国会議長は同国の首都クアラルンプールで19日にジョハリ...
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのダットバイク(Dat Bike)は18日、シリーズBラウ...
 消防関連設備を製造する韓国系のSテックビナ(S-TEC VINA)が、成長を遂げている。同社によると、ベトナ...
 ベトナム全国で多くの道路・橋梁プロジェクトを違法落札した建設会社トゥアンアングループ(Thuan An Gr...
 日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム時間の18日午後にフィリピンの東で台風9号(アジア名:...
 米国のニュース雑誌「タイム(TIME)」が発表した「2025年の世界ベスト企業(World’s Best Companies of 2...
 ホー・ドゥック・フォク副首相はこのほど、海外就労支援基金に関する首相決定第34号/2025/QD-TTgに代行...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビ
 ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)が発表した、駐在員が住みやすい・働きやすい海外...
 西北部地方ライチャウ省共産党委員会は19日に開いた会議で、レ・ミン・ガン党委筆頭副書記が党委書記に...
 クーリングシステム製品やパワーシステム製品、サーボシステム製品を手掛ける山洋電気株式会社(東京都...
トップページに戻る