- 10月15日に5Gの商業運用を開始
- 利用者はHCMなど5省・市が全体の5割
- ビンフォンとモビフォンも近く5G導入
他社に先駆けて、10月15日に第5世代移動通信システム(5G)サービスの提供を正式スタートした国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)が、同月末までの2週間で300万人の5G利用者を獲得した。
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同社の5Gサービス利用者のうち、◇ハノイ市、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市、◇ホーチミン市、◇東南部地方ビンズオン省、◇同ドンナイ省の5省・市の利用者が全体の5割を占めている。
利用者はSIMカードを入れ替える必要がなく、5G対応のデバイスを用いるだけでベトテルの5Gサービスを利用が可能。ベトテルは、都市部を優先して5Gネットワークの導入を進めており、その一環として、これまでに全国で合わせて6000か所以上の5G基地局を設置した。
なお、ビナフォン(Vinaphone)とモビフォン(Mobifone)の携帯通信キャリア大手2社も近く、5Gサービスの商業運用を開始する計画だ。