- FPTが韓国で展開する4番目の事務所
- 韓国大手企業に技術ソリューション提供
- 24年の韓国市場による売上高+60%増
ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、「韓国のシリコンバレー」と呼ばれるキョンギド(京畿道)ソンナム(城南)市のパンギョ(板橋)に事務所を開設した。
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同事務所はFPTが韓国で展開する4番目の事務所となる。韓国で最もダイナミックなテクノロジーハブにおけるFPTの存在感を高め、業務能力の向上や、自動車や製造業などの主要産業における顧客基盤の拡大に貢献するものと期待される。
FPT韓国のハー・ミン・トゥアン最高経営責任者(CEO)は、「事業拡大を通じて、企業の事業効率化、柔軟性・拡張性の向上に役立つ革新的でカスタマイズされたソリューションを提供し、デジタル変革の加速と韓国の国際競争力の強化を促進したい」と述べた。
FPTは2016年に韓国に進出し、300人以上の技術専門家と2500人以上のエンジニアのチームを確保している。同社は現在、LGエレクトロニクス(LG Electronics)、LG CNS、新世界I&C(Shinsegae I&C)、新韓銀行(Shinhan Bank)など、さまざまな分野の大手企業に技術ソリューションを提供している。
2024年における韓国市場によるFPTの売上高は前年比+60%増と急伸した。中でも、自動車業界向けのソリューションや包括的なソフトウェアシステム「SAP ERP」、ローコードサービスなどによる貢献が特に目立った。