- ベトナムが主要11か国・地域中3位
- 中国が3年連続首位、マレーシアが初の2位
- 8分野と43指標で各国の製造業競争力を比較
ビジネスコンサルティングを手掛けるデザン・シラ・アンド・アソシエイツ(Dezan Shira & Associates)が先般発表した「2026年アジア製造業指数(Asia Manufacturing Index=AMI)」で、ベトナムが主要11か国・地域中3位にランクインした。ベトナムは安定した経済見通しと投資環境が評価された。
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AMIでは、8分野と43指標で各国の製造業競争力を比較している。レポートによると、ベトナムは政治の安定化が進み、政策の継続性と予見性が高まった点が強みとして挙げられ、外資に開かれた投資環境も評価材料となった。
インフラ分野の指標を見てみると、質で3位、投資規模で2位と高い評価を受けた。一方で、東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港や高速鉄道など大型案件の完成が2035年以降とされ、整備スピードの遅さが課題と指摘された。
また、急速な工業化に伴い、エネルギーの安定供給や環境負荷への懸念も残る。ベトナムは2024年環境パフォーマンス指数(EPI)で最下位に位置し、持続可能性への対応が今後の焦点となっている。
ただし、長い海岸線と港湾への近接性は物流面で大きな利点と考えられている。加えて、今後の技能水準向上が期待できる若い労働力と、ASEAN、中国、米国などへ輸出可能な自由貿易協定(FTA)ネットワークが製造拠点としての競争力を支えている。
AMI2026では、中国が3年連続で首位を維持し、マレーシアが初の2位、ベトナムが3位に続いた。レポートは、ベトナムについて「アジア有数の製造拠点としての地位を確立しつつある」と評価しつつも、環境対策やインフラ整備の加速が今後の成長を左右するとまとめている。



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