中国の吉利汽車(ジーリー=Geely Automobile)傘下のプレミアム自動車ブランドであるリンク・アンド・コー(Lynk & Co)は、ベトナム市場で同ブランド初の純電気自動車(BEV)となる新型SUV「リンク・アンド・コー02(Lynk & Co 02)」と、セダンの「リンク・アンド・コー03(Lynk & Co 03)」を発売した。
![]() (C) Lynk & Co |
新型EV「リンク・アンド・コー02」は2グレードで展開し、価格は8億1800万~8億9800万VND(約500万~550万円)、一方のセダン「03」は7億3900万~7億8800万VND(約450万~480万円)となっている。
「リンク・アンド・コー02」は、SEAプラットフォーム(吉利汽車が開発したEV専用のオープンソース型モジュラープラットフォーム)を採用し、最高出力200kW、最大トルク343Nmのモーターを搭載する。容量66kWhのバッテリーにより、1回の満充電で最大435km(国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)基準)の走行が可能だ。約30分の急速充電で10%から80%まで充電できる。米クアルコム(Qualcomm)社のチップを用いた15.4インチのセンターディスプレイや、先進運転支援システム(ADAS)などの各種装備を備える。
「リンク・アンド・コー03」は、1.5Lガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力174馬力、最大トルク290Nmを発揮する。7速デュアルクラッチトランスミッション(7DCT)を組み合わせ、最高速度は時速205kmに達する。室内には15.4インチモニターやデジタルメーター、パノラマサンルーフなどを備える。
近年、ベトナムのセダン市場は、SUVや多目的車(MPV)の普及により競争が激化し、販売低迷が続いている。かつて市場を牽引した日本の自動車大手であるトヨタ(Toyota)の「カローラアルティス」も6月に販売を終了した。リンク・アンド・コーは、内燃機関(ICE)、ハイブリッド、BEVなど多彩なパワートレインのラインアップを拡充している。







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