科学技術省のブー・ハイ・クアン科学技術相は9月23日、米国ニューヨークでトー・ラム書記長 兼 国家主席の立ち会いのもと、米情報技術(IT)大手アマゾン(Amazon)傘下のアマゾン・カイパー・ベトナム(Amazon Kuiper Vietnam、ホーチミン市)に専用通信ネットワークの設置許可証を授与した。
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同社は衛星回線を用いた専用通信網を全国規模で構築し、ベトナム国内で製造される顧客向け端末の動作確認や品質評価を実施する。
国内製造端末の検証とハイテク振興
今回の許可により、同社は通信や無線周波数などの法規を遵守した上で端末の試験運用を行う。
アマゾンは3000基以上の低軌道(LEO)衛星を活用する「アマゾン・レオ(Amazon Leo、旧称プロジェクト・カイパー=Project Kuiper)」を展開しており、ベトナムでの検証基盤の確立はハイテク産業の育成やサプライチェーン拡大に寄与するものと期待される。
低軌道衛星通信サービスの展開計画
アマゾンはさらに、最大60万件の契約者を対象とする低軌道衛星通信パイロットサービスの提供を申請している。
ベトナムでは8月、米国の航空宇宙メーカーであるスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX=SpaceX)傘下のスターリンクサービス・ベトナム(Starlink Services Vietnam)がサービスを開始した。
ベトナム政府が目指す2030年までの全国インターネット普及において、山間部や離島など通信困難地域をカバーする衛星技術への期待は高まっている。米大手2社が相次ぎ参入するが、通信当局は試行規模が限定的であることから、地場事業者の既存通信サービスへの影響は限定的とみている。







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