ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)はこのほど、2026年の信頼性の高い小売企業トップ10を発表した。
![]() (C) Dinkun Chen / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 |
総合スーパー部門では、タイの小売最大手セントラル・グループ(Central Group)傘下のセントラル・リテール・ベトナム(Central Retail Vietnam)が1位を維持した。
また、電化製品・デジタル機器部門では、テーゾイジードン投資[MWG](Mobile World Investment Corporation)傘下で、携帯電話・家電小売事業を担う中核子会社ディエンマイサイン投資[DMX](Dien May Xanh Investment)が1位にランクインした。
2026年1~8月期の商品小売売上高は前年同期比+12.8%増の3947兆6000億VND(約24兆円)となり、購買力の回復と流通網の近代化を背景に、市場は堅調な成長を維持している。
業界全体としては、付加価値税(VAT)を8%に引き下げる措置を2026年末まで継続することや、個人事業者の実際の売上高に基づく課税への移行といった政策的追い風がある一方、インフレ懸念や運営コストの上昇が課題として挙げられている。
併せて実施された消費者調査によると、Y世代(1981~1996年生まれ)とZ世代(1997~2010年生まれ)の78.4%が、買い物の際に人工知能(AI)ツールを利用した経験があると回答した。AIは主に、商品情報の検索や商品の提案、商品・ブランドの比較など、買い物の初期段階で活用されている。
今後は検索エンジン最適化(SEO)に加え、AI時代の生成エンジン最適化(GEO)への対応が、小売事業者の新たな競争軸になるとみられている。
総合スーパー部門のトップ10は以下の通り。
◇セントラル・リテール・ベトナム(Central Retail Vietnam)
◇マサングループ[MSN](Masan Group)傘下のウィンコマース貿易サービス(Wincommerce=WCM)
◇ホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)
◇イオンベトナム(AEON Vietnam)
◇ロッテ・ベトナム・ショッピング(LOTTE Vietnam Shopping)
◇MMメガマーケット(MM Mega Market)
◇ホーチミン市人民委員会傘下のサイゴン商業総公社(サトラ=Satra)
◇タンソンニャット空港サービス[SAS](SASCO)
◇チュオンハイグループ(Truong Hai Group=THACO)傘下のティソリテール(Thiso Retail)
◇ハノイ消費財輸出入小売(Hanoi Consumer Goods Import - Export And Retail)
電化製品・デジタル機器部門のトップ10は以下の通り。
◇ディエンマイサイン投資[DMX](Dien May Xanh Investment)
◇FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)系のFPTリテール[FRT](FPT Retail)
◇ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)傘下のベトテル貿易輸出入(ベトテルコマース=Viettel Commerce)
◇カオフォン(Cao Phong)
◇メディアマート・ベトナム(Mediamart Vietnam)
◇ジエウフック貿易技術サービス(Dieu Phuc Technology Service And Trading)
◇VHC貿易(VHC Trading)
◇ホアンハーモバイル(Hoang Ha Mobile)
◇フォンブー貿易サービス(Phong Vu Trading - Service)
◇ピコ家電センター(Pico)






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