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　新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり(越題：Khoa Chat Cua Nao Suzume)」が、3月10日にベトナムの映画館で公開される。

(C) bhdstar

　「すずめの戸締まり」は日本で2022年11月11日に公開され、公開3日間(先行上映含む)で新海監督作品史上最高となる観客動員数約133万人、興行収入約18億8421万円を記録した。2月6日に公開87日間で観客動員数1000万人を突破し、「君の名は。」と「天気の子」に続いて3作品連続で観客動員数1000万人を超えた。2月13日までに観客動員数約1023万1000人、興行収入約135億9000万円を突破している。

　「すずめの戸締まり」は、「君の名は。」と「天気の子」の規模を上回る世界199か国・地域での公開が予定されている。また、2月16日から26日にかけて開催中の第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。ベルリン国際映画祭への日本アニメーションの出品は「千と千尋の神隠し」以来21年ぶり。

　なお、「君の名は。」は2017年1月に、「天気の子」は2019年8月にベトナムでも公開され、人気を集めた。また、新海監督は2014年に、ハノイ市ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルビルを施工した大成建設株式会社(東京都新宿区)のテレビCM「ベトナム・ノイバイ空港篇」の監督・絵コンテ・演出を手掛けている。