医療・健康にかかわる展覧会「ヘルスマーケット」が1月24日(木)~28日(月)、ハノイ市ホアンキエム区チャンティエン通り45番地のハノイ市展示場で開催されている。その中で、ベトナムの病院の現実を撮影した写真100点が展示され、話題となっている。25日付ベトナムエクスプレスなどが報じた。
(C)Vnexpress |
(C)Vnexpress, 作品「夜のコミュニケーション」 |
(C)Vnexpress, 作品「嬉しくない賑わい」 |
(C)Vnexpress, 作品「患者の家族」 |
この展覧会は、健康と人口イニシアティブセンター(CCIHP)が米国のロックフェラー財団と協力して開催。展覧会の一角で、ベトナムの各病院の様子を撮影した写真が展示されており、一つのベッドに2人、ベッドの下にも人が寝そべり、病室内は足の踏み場がないほど簡易ベッドが並び、さらには廊下にも寝ている人があふれている・・・といった写真が、ベトナムの病院の日常を物語る。
主催者はこの写真展の目的について、「ベトナム医療の現実を知ってもらうことで、今後の医療システム構築への積極的な参加を促し、医療サービス向上に役立てたい」と語っている。
なお、この「ヘルスマーケット」では、薬品や機能食品など、医療や健康に関わる様々な展示が行われている。