NECは9日、日本の経済産業省が推進する「アジアオープンイノベーション環境整備事業」を通じて、ベトナムが計画する電子政府プロジェクトのOSS(オープン・ソース・ソフトウェア)活用を支援したと発表した。この支援活動は昨年7月に開始、今年2月末に終了しており、三菱総合研究所も協力した。
NECはベトナムの電子政府構築事業へのOSS導入を促進するため、環境条件整備の一環として、ベトナム情報通信省とともに(1)OSSポリシー(活用政策)の策定、(2)OSS推奨リストの作成、(3)調達決定者向けOSS研修教材の作成、(4)調達決定者向けワークショップ(セミナー)の開催−を実施した。