近畿経済産業局とベトナム商工省は28日、経済交流促進に関する協力文書を締結した。近畿経産局が海外の中央政府と協力文書を締結するのはタイに続き2か国目。
協力文書は、近畿経産局の小林利典局長と商工省アジア太平洋局のブイ・ヒーソン局長の間で交わされた。文書の期限は2年間。
経済成長が続くベトナムは、人件費が安いことから、進出を検討する関西企業が増えている。今回締結した協力文書によると、両者は今後、関西にある中小企業のベトナム進出支援のほか、貿易手続きなどに関する情報交換およびセミナーの開催などで協力していく。