- 地場ナムロン投資とJOINと共同で開発中
- 「ウォーターポイントプロジェクト」
- まちの成熟に合わせて開発計画を変更

西日本鉄道株式会社(福岡県福岡市)は、地場不動産大手のナムロン投資[NLG](Nam Long Investment)及び株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN、東京都千代田区)と共同で進めている南部メコンデルタ地方ロンアン省ベンルック郡の「ウォーターポイントプロジェクト」について、まちの成熟に合わせて開発計画を変更する。
![]() (C) 西日本鉄道 |
西日本鉄道は現在、ベトナム、インドネシア、米国、タイ、フィリピンの5か国で住宅・収益不動産などの事業を展開しており、経済成長が著しい東南アジアでは分譲住宅開発を進めている。ベトナムでは、2015年のホーチミン市内での分譲住宅開発事業開始を皮切りに、8つのプロジェクトに参画している。
2018年よりロンアン省ベンルック郡で開発中の「ウォーターポイントプロジェクト」は、当初は戸建て住宅3000区画超の開発を計画していたが、市況やマーケット需要の変化を鑑み、戸建ての住宅開発は約2000戸に留め、新たに計約6000戸の分譲マンションを開発する計画へと変更する。
このうち、18階建ての分譲マンションを含む2棟は7月の着工、2026年の竣工を予定している。計画変更に伴い、総事業費も約6兆6000億VND(約360億円)から約35兆VND(約1900億円)に引き上げる。