日本国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(東京都千代田区)は、韓国の大手総合金融グループであるコリア・インベストメント・ホールディングス(Korea Investment Holdings=KIH)と連携し、北中部地方ゲアン省で水田における間断灌漑(AWD)を活用した水田メタンガス削減プロジェクトを開始した。
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ベトナムにおける二国間クレジット制度(JCM)を活用したクレジット発行に向けた取り組みとしては、日本国内およびベトナムで初めてとなる。
同プロジェクトでは、水田の水位を目安に数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すAWD技術を活用し、連続的な入水に比べ水使用量を削減しながらメタンガス排出の抑制を図る。
将来的にはJCM方法論化およびJCMクレジット発行を目指しており、技術実証に留まらず、地域農業の持続可能性向上や農家の収益改善などの多面的な価値創出も目的としている。
両社は2026年以降の本格的な事業化を見据え、ゲアン省での事業化検証を進める。将来的に対象面積を約6万2000ha規模へ拡大し、累計約530万tの温室効果ガス削減を目指す計画だ。
ベトナム政府の低炭素農業政策や日本とのJCM連携強化を背景に、農業由来のカーボンクレジットの大規模な創出モデルの構築を進めていく方針としている。
Green Carbonは2024年8月にベトナム支社を設立して以来、南部メコンデルタ地方を含む15省・市と覚書(MOU)を締結するなどAWDの展開を加速させている。同社は東南アジアを中心に多数のプロジェクトを推進しており、フィリピンでは2025年2月にAWDがJCM方法論として承認され、組成したプロジェクトは既に完売している。





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