大手総合化学メーカーの日本ゼオン株式会社(東京都千代田区)は10月28日、同社グループ企業であるZeon Manufacturing Vietnam Co., Ltd.(紅河デルタ地方ハイフォン市、ZMV社)の前社長が、ベトナム税関職員に対する金銭供与に関し、不正競争防止法違反(外国公務員贈賄罪)で略式起訴され、罰金80万円の略式命令を受けたと明らかにした。
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起訴状などによると、前社長は2021年10月、追徴課税額を減らしてもらうなど有利な取り計らいを受ける目的で、ハイフォン市の税関局職員に現金2億2000万VND(約134万円)を渡したとされている。
ZMV社および日本ゼオンでは、外国公務員に対する不適切な金銭提供の疑いを内部で把握した後、外部の法律事務所の支援を得た社内調査を実施し、その結果を踏まえ、東京地検特捜部に自主申告書を提出するとともに、全面的に捜査に協力してきた。ZMV社の前社長については、社内規程に基づき厳正な社内処分を行っているという。
日本ゼオンは、「今後、二度とこのような不正行為を発生させないよう、再発防止に取り組むとともに、コンプライアンス体制の一層の強化に注力し、早期の信頼回復に努めていく」とコメントした。








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