- 防衛装備・技術協力の分野で協力を推進
- 車両運用に必要な操縦・整備教育を実施
- ベトナム軍関係者を日本に招へい
2023年末の日越首脳会談において「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げされた日越二国間関係の下、日本とベトナムとの間では、ハイレベル交流、防衛装備・技術協力、能力構築支援や教育交流が進んでいる。
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こうした中、2023年12月に実現した防衛装備品に係る防錆表面処理加工技術の日本からの移転に加え、日越防衛装備品・技術移転協定に基づく初の防衛装備品の移転案件として、2024年7月に中古資材運搬車の譲渡に係る細目取極及び防衛当局間取り決めに署名した。
8月に行われた木原稔防衛大臣とファン・バン・ザン国防相の日越防衛相会談で双方は、これを歓迎するとともに、引き続き防衛装備・技術協力の分野で協力を推進していくことで一致した。
今回、これらの取極などに基づく中古資材運搬車の譲渡に際し、車両をベトナムで的確に運用するために必要となる操縦及び整備に関する教育を実施する。具体的には、9月17日から10月24日までの期間、ベトナム軍関係者を日本に招へいし、陸上自衛隊施設学校及び製造会社(ともに茨城県)で実施する。