ベトナム人の恋人とベトナムで少しでも長く一緒に過ごすために金が必要だった越僑アメリカ人の女が思いついた方法は・・・偽装誘拐だった。
ベトナムに入国して1週間後、女はアメリカに住む実の母親に電話をかけ、「ベトナム人のテロリスト集団に誘拐された。身代金が8万米ドル(約678万円)必要だ!」と母親をだました。驚いた母親がベトナムに住む弟に助けを求め、弟はすぐにアメリカ領事館に連絡、連絡を受けた領事館が公安に通報し、公安は無事女を保護した。しかしその後、事情聴取で偽装誘拐がばれた女は被害者から犯人へと一転、その場で逮捕された。