北部バクザン省ルックナム郡ルックソン村人民委員会のチャン・バン・ヒエン主席が妻子を残して、突然姿を消してから2カ月が経過したが、同村は依然としてこの話題で持ちきりだ。ヒエンさんはまだ30代の若さながら、人民委員会主席と同村の共産党委員会の副書記を兼任する有能な人物だったが、失そう後しばらくして本人から辞職願が送られてきたこともあり、同村ではすでにヒエンさんの後任の選出を終えている。
一方、ヒエンさんの失そうと時を同じくして同村の郵便局で働くクエットさんという既婚女性の行方も分からなくなっており、村人の間ではこの2人がダブル不倫の関係にあり、駆け落ちしたのではないかという憶測が広まっている。
ルックナム郡党委員会のカン書記は、ヒエンさんとクエットさんが同じ日から消息を絶っている事実については認めたものの、現段階では2人の関係については何も分からないと述べ、今後も警察の協力を得てヒエンさんの行方を探す意向であることを明らかにした。