ホーチミン市8区警察は5月31日、同区内でフィットネスセンターを経営するサムソン社を立ち入り検査し、男性従業員が男性客に性感マッサージを行っているところを現行犯逮捕した。当時、現場では3人の客がサービスを受けており、2人の客が順番を待っていた。
警察は同社のグエン・クオック・トゥアン社長と従業員17人の身柄を拘束して取り調べを行った。それによると、サムソン社はフィットネスセンターとして今年3月に営業許可を得ていたが、その実態は男性が男性相手に性的なサービスを行う風俗店だった。同店を訪れる客は、用意されたアルバムを見て気に入った従業員を指名し、1回4万ドン(約300円)のチケットを買っていた。同店では毎日チケット30枚ほどの売り上げがあったという。
一方、従業員らの収入は客からもらうチップのみで固定給はなかったが、チップのうち10%を会社に渡すよう強要されていた。