ホーチミン市ホックモン郡タンヒエップ村タンホア地区内を流れる川で3月18日、「幻の巨大魚」を捕ろうと電気ショックを利用した電気漁をしていた19歳の若者が感電死する事故が起きた。
数カ月前から同地区ではこの川に体重10キログラム以上の巨大魚が現れたといううわさが流れ、この魚を捕ろうする人が後を絶たない状態が続いていた。同地区在住のレ・ホアン・アインさんは18日夜、この魚を捕るため自宅から川まで30メートルの延長コードを伸ばして電気漁を行なっていた。ところが、電気コードの皮膜が破けてアインさんは感電、病院に運ばれたが死亡した。
タンヒエップ村人民委員会ではこの事故を受けて住民らとの会合を行い、幻の魚の存在は確認されておらずうわさに過ぎないことを強調、今後川での電気漁を行わないよう住民に求めた。