メコンデルタ地方ドンタップ省サデック町の高校で6日、朝礼の最中に約50人の女子生徒が次々に失神し、サデック総合病院に救急搬送される事態となった。生徒らはその後回復しているが、同校では同月3日と4日にも、授業中に数十人の生徒が失神している。
同省教育訓練局によると、2年ほど前にタップムオイ郡でも同様の出来事が起こっているという。原因については、夜更かしや朝食をしっかり食べないことなどから低血糖となり、失神に至ったのではないかとみられている。医療機関では心理的な連鎖反応も考えられると説明している。同局は生徒の動揺を抑えるため3日間休校にすることを決めた。