ホーチミン市のタンソンニャット空港で12日、インドネシアで開催される障害者のスポーツ大会「アセアン・パラゲーム2011」に参加する選手団の1人が、専用チャーター機への搭乗手続きをしている際、爆弾に関する不適切な発言をしたとして、警備員に一時身柄を拘束される事態となった。13日付VNエクスプレスが報じた。
この乗客はパラゲーム・ベトナムテニスチーム代表のカオ・ホン・ソン選手(男性)。この騒動により同便のフライトは1時間の遅延が出た。空港に取り残された同氏は、空港職員らの質問に対し、そのような不適切な発言は一切していないとして、始末書の作成を拒否した。空港側は同件を事後処理するとして、同氏を解放した。しかし、同氏によると、パスポートと荷物は没収されたままで、いつ返却されるか全く分からないという。