- レストラン客が桁間違いで164万円を誤送金
- 返金希望のオーナーがSNSで客探し
- SNSで連絡あり、代金返却に向け相談
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北中部地方タインホア省タインホア市ラムソン街区警察は、同街区のレストランで食事をした際、代金として2億7000万VND(約164万円)を誤って送金したとされる客について、レストランオーナーに詳しい事情を訊く方針。
(C)Tien Phong |
これに先立ち、レストラン客が27万VND(約1640円)の食事代を送金するところを誤って2億7000万VNDを送金したという情報が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上に投稿されて話題となっていた。投稿内容によると、オーナーは誤って送金された代金の返却を希望。
その後の調べで投稿者は、オーナーの息子のH・Hさんと判明。Hさんによると、11月24日午後1時40分頃、ある客がレストランで食事をとった。請求額は27万VNDだったが、客が誤って2億7000万VNDを送金。レストランが異常な高額振込に気付いたときには、客は既に退店しており、行方が分からないため、SNSに投稿して、この客を探すことにしたという。
しかし、投稿から1週間近くが経っても客からの連絡はなかった。地元メディアが警察に確認したところ、ラムソン街区警察はこの情報を受け取ったばかりとのことで、近くオーナーに詳しい事情を訊いて適切な対応を取るとしている。
なお、最新情報によると、11月30日午後、この客と見られる人物から連絡があったという。この客は同省に住む40歳の女性H・T・T・Tさんで、台湾での仕事を終えて帰国したばかり。レストランで昼食をとった後、数字を押し間違えて2億7000万VNDを送金してしまった。Tさんとレストランは12月1日に代金返却について話し合うため、地元警察署を訪れるという。