年初から9ヶ月間における偽札の押収総額が4億ドン(約2万5,000米ドル)を超えた。この間、国境警備隊は15件の偽札密輸事件を摘発し、中国人1人を含む17人を逮捕している。最も規模が大きかったのは先月15日、クアンニン省内の中国国境付近で摘発した偽札6,970万ドン分で、そのうち3,000万ドン分が額面5万ドンのポリマー紙幣の偽札だった。
また、先月29日にはランソン省内の中国国境付近で2,000米ドル分の100米ドル紙幣の偽札も摘発されており、9ヶ月間では合計8,000米ドル相当の偽米ドル札も摘発されている。同期間中に摘発された偽札のほとんどが中国から持ち込まれており、当局では引き続き中国から流入する偽札に対し警備を強化する。