ビル建設工事問題で国際仲裁センターに申し立て

2006/12/18 07:07 JST配信

 建設の遅れが問題となっている南部燃料管理センタービル(ホーチミン市1区レズアン通り1~5番)を巡って、建設設計コンサルティング会社が投資主体のベトナム石油ガス総公社(ペトロベトナム)を相手にベトナム国際仲裁センターへの申し立てに踏み切った。

 ベトナムのMEL社とシンガポールのRamond Woo and Associates Architects社(RWAA)は建設設計コンサルティングで合弁を組み、合弁代表のRWAA社が2002年6月、同ビル建設プロジェクト管理委員会(ペトロベトナム所属)とコンサルティング契約を締結した。契約は6つの内容を含むもので、金額は93万米ドル(約1億1000万円)だった。ところが建設工事が行き詰まる中、2005年9月、管理委員会は同月までの費用の清算を要求し、12月には一方的に契約破棄を通告した。これ以後、両者は清算の前提となる完了した契約内容の割合について折り合いがつかず、亀裂を深めていった。そして今年10月27日、MEL社が管理委員会に22万6000米ドル(約2600万円)の賠償金を請求するため、ベトナム国際仲裁センターに申し立てするに至った。

 MEL社側は、委員会が提示した「責任感の欠如」という契約破棄理由は正当なものでなく、むしろ設計や施工の疑問点の指摘、使用する資材の変更などに反対したことが気に入らなかったのだろうとしている。

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