メコンデルタ地方ティエンザン省交通運輸局のグエン・バン・フン局長は8日、同省内の国道1A号線沿いにある広告看板の影響で、運転手が危険にさらされていると警告した。実際、運転手が広告看板に気をとられていたことが原因で、接触事故や人身事故が多く発生している。そのため、同省交通安全委員会は年内にもすべての看板をチェックし、交通安全上危険と思われる看板の取り外しや移動を提案する予定。
同省内の国道1A号線沿いには現在、高さ10~20メートルの大型広告看板が50枚以上ある。しかし、広告看板の設置場所に関する規定がないため、目立ちやすいようカーブや橋の近くに設置されている場合が多い。一般的にカーブでは交通事故が起きやすいとされている。