農業農村開発省は3日、北部と北中部で流行の兆しを見せている口蹄疫の予防策強化を求める指示を通達した。同省によると、口蹄疫は北中部のハティン省・ゲアン省・タインホア省、北部のイエンバイ省・ニンビン省・タイビン省の6省11郡37村で発生しており、これまでに合計約600頭の牛や水牛が感染している。
来年の旧正月(テト)に向けて家畜の輸送・取引が活発化するため、口蹄疫はさらに拡大する恐れがある。そのため同省は口蹄疫が発生している各地方の人民委員会に対し、感染した家畜の処分、家畜へのワクチン接種など徹底した予防策の実施を指示した。