ハノイ市ホアンキエム区人民委員会のホアン・コン・コイ主席は10日、同区旧市街の住民約2000世帯のロンビエン区ベトフン新都市区への移住案(第1期)を同市人民委とともに作成中だと明らかにした。
旧市街では現在、面積約1平方キロメートルの土地に8万4000人が暮らしており、人口密度が非常に高い状態となっている。調査により、旧市街に住む約2700世帯が別の地区への移住を希望していることが分かったため、市人民委は旧市街の人口を2020年までに現在より約40%減らすことを目標にこの移住案の方針を承認した。全体では約2万人が移住の対象となる。
ホアンキエム区人民委は移住先用地として、ベトフン新都市区の面積13ヘクタールの敷地の引き渡しをすでに受けている。