教育訓練省は18日、東南部ビントゥアン省に新設されたファンティエット大学が定員以上の学生を入学させたとして同校に6000万ドン(約30万円)の罰金を科した。また同校学長の処分についても検討している。
同校は今年3月に入学定員750人の許可を得て開校したが、今月初めに定員を大きく上回る1250人に入学許可を与えていたことが判明。教育訓練省は学生500人をホーチミン市オープン大学に移籍させる手配をした。
リゾート地ファンティエットにある同校は、開校当初から施設の不備や講師不足などが地元紙などで指摘されたため、同省が調査団を派遣。しかし調査団は2009~2010学年度については要求を満たしているとの結論を出していた。