現在、国家予算から拠出される雇用創出国家積立金は3兆7610億ドン(約148億円)に上っている。同基金は毎年最高で30万人に対する雇用機会創出に寄与している。17日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
同積立金は、63か所の省・直轄市の地方自治体と政治社会組織が管理する、美術工芸品生産や養殖場・農場投資運営などの雇用機会創出案件60万件への資金貸し付けを通じて、毎年25~30万人に雇用機会を創出している。
同基金により創出される雇用機会は、毎年新たに創出される雇用機会の20%を占める。また、同基金が2006年~2010年までの5年間に創出した労働機会は145万件に上る。