ホーチミン市電力総公社の主導による「路線向け節電計画」がホーチミン市で初めて実施される。同計画は広告会社や商店の電光看板、公園の照明などで使用する電力量を50%節減することを目的としている。試験実施向け路線として、選ばれたのは、▽ハイ・バ・チュン通り(1区、3区)、▽チャン・フン・ダオ通り(1区)――。26日付ハノイモイが報じた。
同公社は関連当局と協力して、当該路線にある商店、広告会社、公園の管理者に同計画の実施に協力するよう働きかけることになっている。具体的には、各商店は広告向け電球数を半分に減らし、各広告会社は使用電力量を50%節減する。実施期間中の点灯時間は18時30分~21時30分までとする。また、公園では点灯時間を19時~4時30分までとし、使用電力量を50%節減するとしている。
同公社は上記の2路線に対する電力節減計画を実施した後、順次、対象路線を拡大していく方針。