ホーチミン市食品安全衛生支局が市内にある食品生産企業各社を検査した結果、10社の食品から人体に悪影響を及ぼす可塑剤「DEHP(フタル酸ジ-2-エチルヘキシル)」を検出した。9日付カフェエフが報じた。
これを受けて保健局は当該企業に対し、DEHPが検出された食品及びDEHP使用の疑いがある食品を市場から回収するよう命じた。これらの食品の生産・販売は保健局が正式な結論を出すまで、停止しなければならない。
保健局のレ・チュオン・ザン副局長は食品生産企業各社に対し、自主的に自社製品を検査機関に持ち込んでDEHP含有の有無を調べ、保健局に報告するよう求めている。