風味調味料の成分に消費者の関心集まる

2011/09/19 12:25 JST配信

 ベトナムでスープや下味付けなどに使用される風味調味料の成分に、消費者の関心が集まっている。16日付ジエンダンゾアンギエップが報じた。

 ベトナムのほとんどの消費者は、風味調味料の「アジゴン」や「クノール」が肉や骨から抽出された成分で100%作られていると思い込み、うまみ調味料より風味調味料の方が栄養があり、体に良いと考えている。

 各製品の袋に表示されている成分表示を良く見れば、例えばアジゴンは肉や骨から抽出された成分が1.8%で、残りは塩、ニンニク粉、食品添加物などと明記されている。しかし成分表示を見ずに、まるで肉や骨から作られているような印象を与える広告を信じている消費者が多い。

 ベトナム食品安全科学技術協会のチャン・バン・キー医師は、風味調味料は肉や魚の代わりとなるような食品ではなく、あくまで調味料に過ぎない事をよく認識して欲しいと呼び掛けている。

[Dien dan doanh nghiep, 16/09/2011 - 11:23, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 中国のメディアはこのほど、豚肉を牛肉に変えてしまう「魔法」の化学調味料が一部の飲食店で使用されて...
 ハノイ市食品安全衛生当局の検査チームは21日、市内の市場や複数の食料品店の立ち入り検査を実施し、商...
 味の素は22日、海外グループ子会社のベトナム味の素が今月中に風味調味料「アジゴン」の新工場の稼動を...
 保健省と商業省市場管理局が、ユニリーバ社製でクノールブランドの調味料「Knorr Dam Dang」の包装上の...

新着ニュース一覧

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役として...
 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
トップページに戻る