ホーチミン:バイク制限の必要性を巡って激論

2011/10/14 13:18 JST配信

 ホーチミン市開発研究所が12日に開いたセミナーで、同市で個人用交通手段(主にバイク)の制限を行うべきかどうかを巡って、交通や都市の専門家の間で激論が交わされた。13日付トゥイチェー紙(電子版)が報じた。

 同研究所のズ・フオック・タン博士は、公共交通機関が整備されてから個人用交通手段(主にバイク)を制限する政策をこのまま続ければ、バイクの台数は現在の約500万台から5年後には710万台に増えると予測。また生活レベルの向上に伴い、バイクから自動車に乗り換える人が増える事が予想できるとして、自動車とバイクの制限と公共交通機関の整備を並行して進める事を提案した。

 これに対し元同市建築士副長ボー・キム・クオン博士は、「道幅が狭く路地の多いホーチミン市のような町ではバイクが最適な交通手段であり、所得の低い人にも適している。もしバイクだけだったら渋滞は起こらない」と指摘、バスや自動車の増加こそが渋滞の原因であり、バイクではなく自動車の制限を優先すべきと主張した。

 一方同市交通運輸局は、個人用交通手段の増加と環境汚染を抑制するため「環境費」の徴収を検討している。1か月当たりの徴収金額は、バイク6万ドン(約240円)以上、自動車30万ドン(約1200円)以上が予定されている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 交通安全対策の強化に関する政府決議が出されてから2年間の実施状況を総括する会議がこのほどに開かれ...
 政府首相はこのほど、「2020年までの道路交通開発及び2030年までのビジョン」に関する決定第356号を承...
 交通運輸省はこのほど、ハノイ市の渋滞緩和および路線バスの普及対策の一環として、◇タクシー会社の新...
 交通運輸省は17日、ハノイ市人民委員会と交通渋滞の緩和対策について討論した。18日付ダットベト紙(電...
 国家交通安全委員会議長のグエン・スアン・フック副首相はこのほど、ハノイ市とホーチミン市の人民委員...
 ホーチミン市で28日、「ホーチミン市民の足をバイクから公共交通機関に転換するにはどうすればよいか?...
 交通運輸省はこのほど、ハノイ市とホーチミン市における交通渋滞対策案を政府に提出した。一般車両の交...
 ホーチミン市人民委員会は20日、国会国防治安委員会との会議で、同市の交通問題に関するいくつかの対策...

新着ニュース一覧

 米国ニューヨークの国連本部で開催された第36回国連海洋法条約(UNCLOS)締約国会合で18日、ベトナム外交...
 オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2026年版...
 ホーチミン市で5月に数字選択式宝くじの特賞である830億VND(約5億1000万円)超を当てた男性が、今度は南...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部地方タイニン省チャンバン街区のチャンバン郵便局の門前に、40年近く前から営業している小さな新聞...
 ホーチミン市の家禽卵市場で約20%のシェアを占める大手卵生産会社のビンタインダット・フード(Vinh Th...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、臓器売買あっせんルートの裁判で、主犯格のブイ・ティエン・ルック被告...
 滑走路の延伸や関連設備の改修などのため、3月から一時閉鎖されている南中部地方ラムドン省のリエンク...
 LOGIQ株式会社(沖縄県那覇市)は、グローバル開発体制を強化するため、ハノイ市に子会社「LOGIQ R&Dベト...
 日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所は、日本企業における海外大学との連携ニーズの高まりを受け、...
 ハノイ市警察は19日、「リゾート会員権」の販売を装った大規模な詐欺事件について、推定被害総額が2兆7...
 ホーチミン市人民評議会は19日、2026年半ばの定例会議を開催し、交通や都市整備など多数の重点インフラ...
 南中部地方ダナン市で6月28日から7月4日まで「第4回ダナン・アジアン映画祭(DANAFF IV)」が開催される...
 千葉県船橋市の船橋競馬場で7月18日(土)と19日(日)の両日、「シンチャオ!ふなばし Vietnam Fes 2026」...
 タイの工業団地開発大手アマタ・コーポレーション(Amata Corporation)傘下のアマタVN(Amata VN)はこの...
 レ・ミン・フン首相は18日、ロシアのカザンで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)・ロシア対話関係樹...
トップページに戻る