中国に渡った不法就労者、強制労働、身代金…うまい話には裏がある

2012/03/12 08:57 JST配信

 東南部タイニン省ゴーザウ郡警察は6日、中国で違法就労していた同省在住者15人が雇用者に過度の労働を強いられたうえ、帰国するために身代金の支払いを要求されていたことを明らかにした。先月帰国した被害者らが地元当局に訴えて明らかになったもので、現在も5人の労働者が帰国出来ずにいるという。7日付タインニエン紙(電子版)が報じた。

 被害者らの証言によると、昨年末、同郡在住の女から、知り合いが中国に派遣する労働者を募集していると教えられ、中国へ行けば月給1500万~2000万ドン(約5万8400~7万7800円)を保証するとしたため、仲間達と中国広州へ渡った。しかし、中国に着いてみると、まず携帯電話を没収され、毎朝7時から夜10時まで過度な労働を強いられたという。

 耐えられず帰国を求めた労働者に対し、雇用者は「契約違反」であるとして、給料の支払いを拒否したうえ、ベトナムにいる家族に身代金2000万ドン(約7万7800円)を要求。逃亡を企てた者の家族には、3500万ドン(約13万6200円)もの身代金を要求した。なお、ベトナム当局は現在、中国公安に対して、残された労働者の解放を求めている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 マレーシア政府はこのほど、外国人による犯罪を防止するプログラムを実施し、外国人労働者に対する管理...
 在アンゴラ共和国ベトナム大使館によると、最近、30日間の観光ビザでアンゴラに入国したベトナム人がビ...
 台湾で働くベトナム人労働者の1万人以上が不法就労者だ。そして現在このような不法労働者が労災などに...

新着ニュース一覧

 政府は8月1日、産業クラスターの管理・開発に関する政令第32号/2024/ND-CPの一部を改正・補足する政令...
 内務省は、2026年のベトナム文化の日および2027年のテト(旧正月)と建国記念日に伴う休暇について、日程...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 教育訓練省は、東北部地方トゥエンクアン省のトゥエンクアン英才高校の試験会場における2026年高校卒業...
 烈士(戦死者)の遺骨の捜索・収集は、ほとんどの場合、ほんのわずかな手がかりから始まる。その手がかり...
 VIETJOベトナムニュースが2026年7月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によりますと、2026年4~6月の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比...
 南中部地方ダナン市人民委員会は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進およびデジタル経済の発...
 クラフトチョコレートの製造や販売を手掛けるザ・ココア・プロジェクト(The Cocoa Project)は、ホーチ...
 東北部地方クアンニン省のクアンイエン沿岸経済区で、ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)が総額約5...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、車両の混雑緩和を目的に3日から導入した新たな車両動線計画について、...
 英国・ロンドンの高等法院は、ベトナムのアニメ制作会社であるSコネクト(Sconnect)が制作する人気アニ...
 南中部地方ダナン市で3日、国際ミスコンテスト「ミス・ヘリテージ・グローバル2026(Miss Heritage Glob...
 産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は...
 国防省傘下空軍士官学校(Air Force’s Officer College、南中部地方カインホア省)で4日、国防省の決定に...
トップページに戻る