南中部フーイエン省党委員会は18日、国家銀行(中央銀行)フーイエン省支店で副支店長を務めるチン・タイン・トゥン氏が過去の学歴を詐称していたとして懲戒解雇処分を下した。19日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
同委員会によると、トゥン氏は中学校を卒業しておらず、偽造した書類を提出して高等専門学校に入学。その後、ダナン市経済ビジネスアドミニストレーション大学とホーチミン市国立行政学院ダナン市校を卒業した。同委員会は、懲戒解雇に加えて、同氏の卒業資格を取り消すよう、上記の教育機関に要請した。
また、同氏は自らの定年退職を遅らせるために、書類を偽造して年齢詐称もしていたという。