ホーチミンの伝統工芸村、存続の危機に直面

2012/06/23 07:08 JST配信

 ホーチミン市にある複数の伝統工芸村が存続の危機に直面していることが都市研究開発センター(CEURDS)の調査で明らかになった。20日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。

(c)Saigon Times
(c)Saigon Times

 調査によると、同市の伝統工芸村は65か所を数えるが、繁盛しているのは14か所、経営が安定しているのは13か所のみ。19か所は経営が不安定、14か所は閉鎖の危機に迫られ、5か所は既に閉鎖を余儀なくされたという。

 典型的な例としては、「羽根はたき」を作っていた6区の伝統工芸村の閉鎖がある。この他、◇11区のかばん工芸村、◇4区の弦楽器工芸村、◇8区のござ工芸村、◇ニャーベー郡のわら細工工芸村、なども閉鎖の危機にある。

 伝統工芸村の殆どは、◇原材料不足、◇需要の低迷、◇生産コストの増加、などの問題に直面している。その他、価格面で大量生産による商品に太刀打ち出来ないことや、収入の低さから若手職人の転職者が相次ぎ、慢性的な人材不足に陥っていることなども伝統工芸村の減少に繋がる要因となっている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 鍛冶屋、刃物研ぎ師、時計職人…サイゴンの街角からこうした職人たちの姿が消えつつある。既に多くの職...
 グエン・タン・ズン首相はこのほど、「2012年~2015年の環境汚染対策国家プログラム」を承認した。投資...

新着ニュース一覧

 インド海軍の艦艇「INSサガルドワニ(INS Sagardhwani)」が5日~8日の日程で、南中部地方カインホア省の...
 ホーチミン市人民裁判所は7日、麻薬の違法売買や所持の罪に問われていた麻薬ルート元締めのグエン・テ...
 「豚骨麺屋一番軒」や「肉汁餃子のダンダダン」などの飲食店運営や食品販売などを手掛ける株式会社ベス...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
トップページに戻る