ベトナム地質鉱産局放射性物質・レアアース地質部はこのほど、人の健康に悪影響を及ぼす可能性のある自然放射線量の高い10地域を公表した。11日付ダイドアンケット紙(電子版)が報じた。
10地域(39か所)は以下の通り。◇ハザン省~トゥエンクアン省~イエンバイ省(以上東北部)で4か所、◇ホアビン省(西北部)~フート省(東北部)で4か所、◇カオバン省~バッカン省~ランソン省(以上東北部)で2か所、◇ライチャウ省(西北部)~ラオカイ省(東北部)で4か所、◇フート省~トゥエンクアン省~ホアビン省で3か所、◇タイグエン省(東北部)~トゥエンクアン省~バッカン省~ランソン省で3か所、◇ダクラク省~ザライ省(以上中部高原地方)~カインホア省(南中部)で4か所、◇コントゥム省(中部高原地方)~クアンナム省(南中部)~ザライ省で5か所、◇クアンナム省~ダナン市~クアンガイ省(南中部)~コントゥム省で6か所、◇ビンディン省(南中部)~ザライ省~クアンガイ省で4か所、となっている。
資源環境省はこの報告に基づいて、自然放射線量の高い地域の管理計画などを策定する方針。