ホーチミン市の縫製業界はこのところ、業績が好調だ。多くの企業が旧正月(テト)前に賞与を支給し、長期のテト休暇を従業員に与えている。16日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
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子供服を専門に生産するゴーバップ区のクオンタイ社は昨年、生産量が20%増加した。今年は6月までの注文を既に受けているが、従業員への感謝の気持ちを込めてテト休暇を長くすることに決めた。同社の業務再開は18日からだが、故郷が北部の従業員はさらに3日間、中部は2日間の追加休暇が認められている。
ビンタイン区のタイソン縫製社のテト休暇は20日まで。同社は帰郷した約250人の従業員を迎えるために5台のバスを用意した。同社労働組合のチャン・ティ・カム・ニュン委員長によると、毎年従業員が地元で親類や友人をリクルートするため、帰郷のバスより迎えのバスのほうが人数が多いという。
トゥードゥック区の第3サイゴン縫製社のテト休暇は5日から18日まで。同社労働組合のファム・バン・コー委員長は「仕事が安定し福利厚生も良いため、この数年テト後も約99%の従業員が会社に戻っている」と話した。