南中部カインホア省カムラン市の国道1A号線上で8日、長距離バス2台が正面衝突する事故が発生し、11人が死亡、49人が救急搬送された。8日付VNエクスプレスなどが報じた。
(C)Vnexpress |
事故が発生したのは8日午前0時40分頃。国道1A号を南に向かって走っていたチンギア社のバスと反対方向に走っていたクックズン社の寝台バスが正面衝突、運転手を含む9人が即死し、2人が救急搬送中に死亡した。また49人が近くのカムラン市総合病院に運ばれ手当てを受けたが、うち25人は重傷。
調査機関によると、チンギア社のバスが猛スピードで対向車線にはみ出して走行していたことが事故の原因とみている。カムラン省と当局は、死亡者の遺族に対して遺体引き取りに対する支援と700万ドン(約3万2000円)の支給、及び負傷者に対しては200万~300万ドン(約9200~1万6000円)の支給を決めた。