13日午後7時ごろ、東南部ビントゥアン省バクビン郡ファンラム村のダイニン峠で観光バスが谷底に転落し、ロシア人観光客ら10人が死亡、15人が負傷する事故が起きた。事故当時バスには運転手を含めベトナム人2人とロシア人観光客24人が乗っていたとみられている。バスは同省ファンティエット市から中部高原地方ラムドン省ダラット市に向かっていたが、ダイニン峠を走行中ブレーキがきかなくなり、約60メートル下の谷に転落した。現場では夜を徹しての救出作業が行われた。
死亡した10人は、ベトナム人通訳兼ガイド、ロシア人観光客9人。負傷したのはベトナム人運転手、ロシア人観光客14人。軽傷だった2人はファンティエットに戻ったという情報もあり、バスに乗車していた正確な人数はまだ確認されていないもよう。