7日に空軍ヘリコプター墜落事故で死亡した兵士らの葬儀が11日、ハノイ市の国防省葬儀場で厳粛に執り行われた。葬儀には、グエン・フー・チョン共産党書記長やフン・クアン・タイン国防相をはじめとする政府関係者が参列した。
(C) thanhnien 葬儀の様子 |
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一般市民の弔問も認められ葬儀場には長蛇の列ができ、多くの人々が被害を最小限に抑えて市民を守るために尽力した兵士らとの別れを惜しんだ。
兵士らは民家や建物の密集した地帯を抜けるまでヘリコプターを操縦し脱出が遅れたため、19人もの犠牲者が出た。市民を守った勇気ある選択を称えるべく、グエン・ティ・ゾアン国家副主席は、死傷した兵士らに戦功勲章を贈呈・追贈することとした。また国防相は兵士らの地位を昇格させると共に、犠牲となった兵士らを烈士として認定することを明らかにした。