ホーチミン市商工局は、同市人民委員会に2016年~2020年の食品安全衛生モデル市場計画を提出した。同計画によると、2016年中にベンタイン市場(1区)及びホックモン農産物卸売市場(ホックモン郡)で食品安全衛生システムを試験的に導入するという。
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ベンタイン市場では野菜・豚肉・飲食サービスを、ホックモン市場では野菜・豚肉を対象に、出所や品質など食品安全衛生を確保する対策に乗り出す。試験期間を経て、2017年~2020年に市内の他の市場12か所でも同システムを導入し、2020年以降は全市の市場に適用する予定。
ベンタイン市場は、同市中心部に位置する伝統的な市場で、フランス植民地時代の1914年に完成してから100年の歴史を有しているほか、毎日1万人にも上る市民や観光客を迎えている。一方、同市郊外のホックモン市場は豚肉と野菜に特化し、同市の3大農産物卸売市場の1つとして知られている。