ハノイ:太鼓腹の交通警察官は内勤に、イメージ向上で

2016/04/11 06:10 JST配信

 ハノイ市では、交通警察官のイメージアップを目的として、腹が大きく突き出た交通警察官や背が低い交通警察官について、路上での違反処理業務からオフィスでのデスクワークに異動させる方針を推し進めている。

(C) vnexpress, Phuong Son
(C) vnexpress, Phuong Son

 同市では2013年にこの方針を打ち出し、現在までに多くの太鼓腹または背の低い交通警察官を内勤に異動させてきた。ハノイ市警察交通警察部のダオ・ビン・タン部長によると、太鼓腹の交通警察官は、トレーニングをして健康と見た目が改善されなければ外勤になれないという。

 しかし、若い交通警察官の中にも太鼓腹の人が多く見られるようになったことから、交通警察部は同方針の推進を改めて指導した。一部の部署では、態度が不適切な交通警察官についてもデスクワークやドライバーの業務に異動させている。

 多くの市民が、警察官は健康でなければならないとして、この方針を支持しているようだ。

[Ba Do, VNExpress, 7/4/2016 | 20:27 GMT+7, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市公安はこのほど、交通警察のイメージアップを目的に、心理専門家を招いて「スマイル」研修...
 ハノイ市交通警察部は、交通警察官にiPad(アイパッド)などのタブレット端末を支給して、交通安全業務な...
 路上で交通違反者の車両を停止させ、罰金処分を科すことのできる交通警官に水色の身分証明カード着用を...
 ハノイ市公安・交通警察局によると、市の美観と爽やかさを演出するため、1月1日より午前と午後のラッシ...
 汚職が最も発生しやすいのは交通警察、土地管理、税関、建設の4分野、逆に発生しにくいのは郵便、報道...
 「交通法違反で得た罰金の70%が交通警察の肥やしになっている現状をどう考えるか」このほど行われた国...

新着ニュース一覧

 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
トップページに戻る