ハノイ市交通警察部は、交通警察官にiPad(アイパッド)などのタブレット端末を支給して、交通安全業務などに役立たせる方針だ。21日付ザンチー紙(電子版)が報じた。
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ダオ・ビン・タン交通警察部長によると、これは交通警察官の責任感を高め、市民の目に映るイメージを向上させる計画の一環だという。同部では、6月末までに交通警察官全員に対し、交通安全業務に関連するコンピューターの操作方法を指導することにしている。
タン部長は「交通警察の班毎に業務用タブレット端末1台を支給する計画について、市公安、共産党委員会、人民委員会に報告する。タブレット端末を使えば、市民の道案内や交通違反の発見・処理をすばやく行うことができ、違反の回数なども簡単に調べることができるようになる」と話した。
市内には24台の監視カメラが設置されているが、違反現場の撮影や映像の保存に弱い面があった。端末の利用でこうした弱点が克服されるのではと期待されている。