ホーチミン市公安はこのほど、交通警察のイメージアップを目的に、心理専門家を招いて「スマイル」研修会を開催した。交通警察が違反者を処分する際に役立てるという。10日付ティエンフォン紙(電子版)等が報じた。
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警察官が交通違反者に対応する際、違反を処分するだけでなく、もう2度と同じ違反をしないよう違反者に対して正しいルールを説明しなければならい。だが実際には、殆どの交通警察官の態度は悪く、威圧的で、ルールの説明どころか違反者に金銭を要求するケースも多数あり、国民から反感を買っている。今回の研修にはこうした悪評を改善し、イメージアップを図る狙いがある。
なお、ホーチミン市公安の2013年第1四半期の統計によると、交通違反者からの賄賂を拒否した交通警察官は588人。また、公務執行中に他の警察部隊管轄となる盗難や強盗、違法な路上レース、密輸などの事件で88人の逮捕に協力したという。